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先客後利

 

どーもどーも 石井です

 

前回はプライドについて書かせていただきました。

今回はお客様の為にと言う題で書かせていただきます。

 

「先客後利(せんきゃくこうり)」と言う言葉があります。

お客様のために一所懸命働く、この結果後から利益が付いてくる

簡単に言えばこんなところでしょうか。

 

企業活動は、利益法人で働いている限り利益を出すために働いています。

ただ、その利益がいつ入るのか?

これって結構由々しき問題であって簡単に答えは出せません。

法人で働いている限りは、利益優先の思考になってしまいます。

しかし、簡単に利益を求めればその得た利益は簡単に失われる。

そんな風になっている気がします。

 

良く、だれだれにこれ頂いた、とかもらったとか言って喜んでいる方、

いらっしゃいますよね。

傍から見てうらやましく持ったりしますけど、よく観察すると

そう言う人は貰い癖がついていてその反面、

その分以上に損もしています。

大きな買い物で失敗したり、無駄な買い物をしょっちゅうしてしまったりして。

 

やはり自分で稼ぐ以上には普通の人はなかなかお金ってたまらないんですよね。

ですので、やはり地に足をつけてしっかり働くことが重要なんですね。

キャピタルゲインで儲けるなんて言葉よよく耳にします。

簡単に言えば株などで儲けた差額の事なんですけど、

簡単に儲けようとすればこういったものは使えると思いますが、

やはり自分の経験でも簡単に儲かってしまうとつい欲が出てもっと買ったりしてしまう。

結果、値下がりの時にお金が必要になって売ってしまい損してしまう。

小さなもうけが、大きな損を招きやすい。

こんなことって良くある話ですね。

 

ですので、しっかりお客様の事を考えて利益を後に考える。

自己的ではなく利他的に動いてこそ、その先に利益が付いてくるのではないでしょうか?

 

それが本当ならば、そうあるべきだと思います。

しかし難しいのが、いつ利益に結び付くのかがわからない。

会社では、その利益はすぐに欲しい。ですので、1か月後3か月後などと

期限を決めて評価してしまう。

この期限と言うのはこれもまた難しくて、

以前、ストックディールの逆説と言う話をしました。

これはいつ来るかわからないが、いつかは来る期待に備えて準備をしておく事が、

その期待に応えられると言う話でした。

しかしながら、期日を決められてしまうとその期日までに何とかしなくてはいけないという

プレッシャーやその期日で評価されてしまう現代社会の基準。

こういうものが邪魔をしてくれます。

ですから、中々現代社会の中では難しい問題になってしまいます。

 

まあいってみれば余裕を持つ、余裕を持っている人が出来る事なのだろうと思います。

それって、時間とお金にですね。

ただし、時間やお金が無くても出来る事って結構ありまして、

何か依頼された際に、その依頼以上の事を行う。

これって調べ物などでも、簡単な例を挙げれば、

明日、鉛筆使うから鉛筆用意しておいて、とだけ頼まれたとして、

鉛筆を用意したとします。

ただし、考えれば鉛筆を使うならば消しゴムも使うだろう。もしかしたらメモ用紙も

必要かな?などと思考を膨らませて一応用意しておく。

これがはまれば、頼んだ人はあなたに、なんて気の利く人だろうって思っていただけます。

そして、また困ったことがあればあなたを頼ってくれます。

 

こんなことで余裕ってできますよね。

ですので、お金や時間に余裕がある人だけではないんです。

少し相手の事を考えればきっと余裕を持った行動が出来、結果こういう積み重ねが

先客後利と言う言葉になるのではないでしょうか。

 

今回はこの辺で

 

株式会社Progress 石井亮

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