どーもどーも石井です!
前回はアンガーマネージメントとアンガーにならない方法みたいな感じでお話しさせていただきました。
悲観的楽観主義者ですね。
考えて行動することによって、あまり怒らなくなるような気がします。
まあ、その時の気分によりますので、あまりいいかげんなことは言えませんけど。
今回は、失敗について話してみましょう。
今更ですが、これはあくまでも私の主観がほとんどなので、読んで文句など言わないでくださいね。
(今回は少し長めになっています。笑)
と言う事で、失敗についてですが、私の失敗の定義は「諦めない事」ですかね。
先日、とある総合病院の理事長先生から、
”成功するまでやれば失敗は無い”と書かれた用紙を頂きました。
私も同じように考えておりましたので、私の考えは間違ってはいなかったのだなと
自分の考えが肯定で来た気がしてうれしかったですね。
何事にしても、いつまでにとか考えてその期日を過ぎて目的まで達成できていなければ、
それを失敗として、その物の制作や営業活動などをあきらめてしまったりします。
考えてみれば、そもそも我々は勝手に作り上げた可能性に期待をして物事を進めているだけですから
あまりその期日などを決めてしまった際にそこまで行きつくなんてことは
正直言って無理な事がほとんどなのではないでしょうかと、思っています。
こんな話があります。ストックデールの逆説。
これは、ジェームス・ストックデールと言う人がベトナム戦争を7年間捕虜として過ごし
生きて出られた時の精神状態、考え方を記したものです。
どんなに過酷な状況でも、信じて諦めない気持ち。そしてその時にあくまでも楽観的状況を考えない。
現実を直視して、それでもなお先の希望を考えそこに向けて1日1日を大切に生きてゆく事。
監禁下では恐らく想像もできないような過酷な拷問を受けたりしたことでしょう。
ストックデールは今は簡単には戦争は終了しない、しかしいつかは出る事が出来ると信じ、
その気持ちをもって7年間を過ごし、やっと解放されました。
仲間は何人も亡くなっていったようです。
亡くなっていった人達は、今度のクリスマスのは出れるだろうとか、イースターには出れるだろうとか、
現実を直視せず楽観的に考え、その結果その時期を過ぎても一向に出れない状況で、
生きる事をあきらめてしまったようです。
実際、前回も書きましたが、悲観的楽観主義者が生き延びられるような事ですかね。
現実的に現在の状況を考えて、楽観視せず、その先の事をある程度楽観的に考え諦めない。
そういった精神状態が、生きる目的や喜びを与え、いつかと言う考えに結び付けて行く。
正に、成功するまであきらめない気持ち。いつかは成功すると言った考え。
これが強さになってくる。
実際問題としては、例えば物を作ったりしている際には資金が枯渇したりして、
諦めざるを得ない事もあるでしょう。しかしそこでもまた奮起して、資金をかき集めて諦めずに
またチャレンジするってこともできなくはないでしょう。
あくまでも、そういった気持ちで事に臨めば、ある程度の成功を収める可能性は高くなります。
問題は、その前です。事を始める前には、現在の状況判断だったり、リサーチだったり、
そう言う事をしっかりと行って事に当たることが重要ですよね。ただあてずっぽうに事を簡単に考えて行ってしまえば、
ただの楽観的な考えになってしまいますから、順序をしっかりと踏まえて準備を怠らづに事に当たることが重要ですよね。
ストックデールはこれをしっかりと行った為に、生き延びると言う尊い成功を収めたのだと思います。
捕虜としてお亡くなりになった人たちは、色々な状況もあったでしょうし、
普通の精神状態ではいられなかったと思われます。
そのような中でも強い信念と考えを持ち、生き延びると言う、いつかはこの監禁状態が解放される、と言った気持ちで
過酷な状況を生き抜いたストックデールは物凄く強い人だと感じます。
そう言った生き方、考え方が自分の身を守り、生き方を教えてくれる。
人事を尽くして天命を待つ、と言った心境でしょうか。
その様に強く生きたいものです。
最初に書かせていただきました、”成功するまでやれば失敗はない”と言う言葉をいただいた私ですが、
確かに簡単に考えれば当然なのですが、その様に考え行動できているかと申せば、
中々簡単には行きません。どこかで妥協している自分に不甲斐なさを感じている今日この頃です。
先日も、失敗に似た事例がありました。仕事の失注です。
ただ、これは相手があることですので色々な言い訳はできます。
しかしこうも考えられます。本当にこれを失敗に終わらせることは簡単です。
仕事の失注ですから。
相手や環境の所為にすればいい。
ここでこう考える事にします。この失注案件は私たちに落ち度はなかっただろうか?
折角失注したのですから、失注した分のお金に換算した成功体験にすればいい。
もっと何かできたのではないだろうか?あの時にこのようにしておけば何か変わったかも。
もっと気配りを行い、このように出来たはずだ。
このように考えれば、この失注案件は失注した金額にもよりますが、
その後に成功する為の自分の糧になります。勉強代として考えれば、
安くはないですが、失敗にはならないはずです。
その様に自分を導けばいいと思いませんか?
失敗は成功の糧、とは良く言ったもので、失敗しないのではなく、
失敗したとしてもそれを次に繋げる思考が大切になりますし、
成功するまでやるという事にもつながるのではないでしょうか。
今回はここまで
次回は、当社の案内でもしてみようかと、、、。
株式会社Progress 代表取締役 石井亮