どーもどーも 石井です。
今回はプライミング効果についてお話しさせて頂ければと思います。
プライミング効果は、先行した刺激が、直接的または間接的に後続の刺激に
影響を与える現象です。
プライミング効果やフレーミング効果も、判断や意思決定に影響を与えます。
昨年触れましたアンカリング効果は最初の情報に焦点を当て、
プライミング効果は刺激に焦点を当て、フレーミング効果は情報の表現に焦点を当てます。
プライミング効果には「直接プライミング効果」と「間接プライミング効果」の二つがあります。
あらかじめ与えられる刺激を「プライマー」、プライマーによって影響を受ける行動を
「ターゲット」といいますが、「直接プライミング」はプライマーとターゲットが同じであること。
「間接プライミング」はプライマーとターゲットが関連しつつも異なることです。
例えば、どこからか漂ってきたカレーの匂いを嗅いで、夜ご飯をカレーにすることにした。
これは、意識したのではなく無意識にふと思い立ったかのようにカレーを選んでいる。
このような事です。これは直接プライミング。
「インド」や「スパイス」といった情報からカレーを連想するようなケースは
間接プライミングとなります。
次回はもっと掘り下げてみましょう。