どーもどーも石井です。
早いものでもうあと1ヵ月足らずで今年も終わります。
アンダードッグ効果、これはなぜそのような気持ち心理になるのか?
その辺りを今回は話してゆきます。
心理学では、人間が「弱いものや不利なものを守る」という本能的な心理
や、不遇な状況に立ち向かう懸命な姿への感動が、この効果を引き起こす
と説明されています。
本能なんですね。
前回もお話ししましたが、自民党がこのまま懸命になる事を期待して、
好印象の状態で進めそうな感じでありました。
今までの自民党と違って、弱い自民党で高市さんがどのように、
懸命に引っ張ってゆくのか、そこに贔屓目な目線が加わったと言う感じでしたが、
これを書いているのは10月半ばですから、今現在どの様になっているかはわかりませんが、
あの当時は、しかも公明党の離脱と言う益々弱った自民党に
気持ちが傾向した方も多かったのではないでしょうか。
このアンダードッグ効果は、単に不利なだけでは効果は生まれず、「懸命に頑張る姿」
が重要で有り、努力や苦境のストーリーを正直に伝えることが共感を得る鍵と
なります。
少し前に話したバンドワゴン効果の逆的な心理ですね。
こう考えると心理はいくつもあり、どのタイミングでどのような効果をあげたいかにより、
使う心理が変わってくると言う事が大変難しいですね。
では次回はこの具体的な使い方を書いてゆきます