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アンダードッグ効果

どーもどーも石井です。

スノップ効果、ヴェブレン効果と希少性やその心理などについて
書いてきました。結局はそれをどう捉えるのか?
自分の価値をどのように置くかをしっかりと考え、自分の価値が高まらなければ
良い物を身に着けてもそれが逆効果になる可能性を秘めている、と言う
恐ろしい物であると言う事がお分かりになったでしょうか。

そして今回は、今までとは違った感覚、心理である
アンダードッグ効果と言うものを考えてゆきましょう。

アンダードッグ効果とは、劣勢や不利な状況にある相手に対して、同情心
を抱いて応援したくなる心理現象です。日本語では「判官贔屓(ほうがん
びいき)」に例えられ、スポーツの試合で劣っているチームを応援した
り、選挙で支持率が低い候補者に同情票が集まったりする状況に現れま
す。この心理は、人間の「弱者を守ろうとする本能」や、逆境に立ち向か
う姿に感動する心理に起因すると考えられています。

10月に自民党の総裁選があり、その際下馬評では小泉さんが優勢であっ
たのにも関わらず、高市さんが総裁になりました。
そしてその直後、公明党が連立政権を脱退し野党になりました。
これを見てどう思いましたか?
高市さんが総裁になった際に多くの方が良かったと思ったと思います。
色々な考えもあったでしょうが、このアンダードッグ効果も
多少なりともあったと考えます。
またその直後の公明党の離脱もまた、少数与党になった、
高市自民党に頑張ってほしい、と応援したくなる気持ちも出た方が
多かったのではないでしょうか?
これもまたアンダードッグ効果の表れもあるでしょうね。

長くなりましたので、また次週

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